コクハクマシーン★



「っ、離してくださいっ…かえりますっ……」




「……………」




暫くの沈黙に、帰れるのだと淡い期待を抱いた瞬間、腕を強く握られ、逃げられなくなってしまった。






「帰さないよ、まだはなし、終わってないでしょ?……杳ちゃん、」






「なっ、なんであたしの名前っ。」