そんなことをおもいながら、目を閉じれば、 「……君さあ-サボリ?」 突然聞こえた声に驚きながら、横をむけば、カーテンに写る人影ではなく、茶色ふさふさの髪の毛をした少年があたしをカーテンから覗いていた。 「あっ、貴方っ誰なんですか!!?勝手にレディーの顔を覗くなんてっ!!!」 近くにあった布団を握りしめながら、相手の顔をにらみつければ、お構いなしに、人のベッドに寝転がる男の子。