「おはよーなな♪」



「ひさしぶり、杳。」



「ちょっと聞いたわよ!!!
あんたついに昨日隼人とデートしたんだって?」




「はっ、な、何いって!///」





顔から火がでそうなあたしに、ななはニヤニヤと微笑みながら、一枚の写真を取り出した。






「へ…?なにこれ…」





「なにって…、あんた達二人の2ショットじゃないの~♪」






差し出された写真に写っていたのは、たしかにあたしと隼人。
でもあたし達は一緒にとってなんかないし、写真を見ると、なんだか隠し撮りしたような写真だった。