「あ、ありがと、なんか魔法の手みたいだね、君のては…」
「ふぅーん、まあ…俺は魔法使いより、魔女のがあってんな、しかも君って名前じゃねーぞ、俺の名前は、」
こつんと頭にげんこつをおとしながら、たちあがった。
「じゃあ、名前、教えてよ。名無し君、」
「なんかお前、最初の印象と違くねえーか?…まあいいけど、俺の名は、如月湊(キサラギミナト)じやあな、気をつけてかえれよ、」
そう言うと手をふりながら、如月湊君は、去っていった…
“不思議なひと”
これが初めて湊君と出会った感想だった、
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