迷って丸めこんだ背筋をピンと伸ばし、理科研究室という、スタートラインの場所へと足を踏み入れた。 一息すって、扉をひらく。 理科研究室の扉を開けば、いつも通りの椅子に座って、目の前の資料にしわ寄せながら、資料に取りかかっている湊くんをみつけた。