「どうしたんだお前、朝はあんなに元気あったのに…いみわかんね-」 頭に手をおきながら、あたしに問い掛ける。問いかけの返事にあたしが答えられる訳もなく、沈黙の時間が続き、痺れをきらした湊くんが舌打ちをすると、 「お前、かえれ。」 鋭く突き刺さるような視線であたしを見つめ、掴んでいた腕を離した。