----------------------
---------------
「杳っ…杳、杳!!!」
「へっ…?は、はいっ!!!」
「気づくの遅ぇよ!!
母さん達帰ってきたみたいだから、祭いくぞ!!!」
「……………」
「ん?どうした…?」
「うーん、なんでもないっ、」
あたしがにっこり微笑めば、
“気持ち悪っ”
そういいながら、照れ笑いを零す君。
君と笑いあえるこの特等席は、
ずっと永遠にあたしだけの、
“特等席”であってほしい―、
そんな囁かな願いを胸にひめながら、歩きだした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…