それから私はその後の授業を寝て過ごした

四時間目終了まで後15分…

国語の授業をしている女教師が寝ている

私を発見。



「貴女何やってるのかしら♪この私の授業で寝るなんてねー」


チッ…化粧濃いんだよ。近づくな香水の臭いで鼻がもげそう…




「な、なんですか?」



まさか、携帯小説で有名なあのシーン?

寝ていた主人公に大学の問題をやらせるっ

てやつ?




ま、まさかねー(笑)





「罰として…」


お、お、くるか?



「このプリントを2分で解きなさい。」



「は?」



おっといけね、そがでちゃった。

まぁいい、2分か…どんな問題か…え?




「なんじゃこりゃ~国語の時間なのに

意味わかんねぇ数字がいっぱい並んでるぜ

なんだこりゃ数学?てかこれ全部エリート

大学の問題じゃねぇか。」




私の後ろの席のやつがいきなり私のプリン

トをのぞきこんで大声でいった。




ザワザワ

「えげつねーな」

ザワザワ





「あらぁ貴女固まってるけど、こんな問題も解けないのかしら?(笑)」



(笑)じゃねぇよくそが



「2分もう始まってるわよ」




ぱっと私はプリントに目を通した。


お、これ簡単じゃね?いける




スラスラ


「できましたよ。」



「な、なに?まだ30秒しかたってないわよ??」



あはっ!うけるか、顔壊れてんよ(笑)





「で、でもまだあってるかわからないしね






…全部正解よ」





「やった!」





そのあとのその教師は青白い顔をして出ていった。