巨人のドン(短編)

「あぁ!その子だ!このドンめ、なんてことをしやがったんだ!」



「まぁ、おそろしい。きっとドンにおそわれんだわ。」






「この子に何をしたんだ!」










村のみんなはドンから子どもをとりあげると、口々にそんな事を言いました。











「そ、そんな、ボクはなにもしてないよ。」







「うそつけ!おまえがわるさしたんだろが!そうにちがいない!」







そう言ってひとりのおじさんがドンの足をけりました。










すると、他の人たちも、そうだそうだと言いながらドンの足をけりはじめました。