巨人のドン(短編)

「ボクは…」







ドンは迷っていました。








「きのうの事はぜんぶこの子から聞いた。ほんとに申し訳ねぇ。」







そうおじさんが言うと、みんなの中からきのうの子どもをひっぱりだした。









「ほら、お前もあやまらんか!」









「…ご、ごめ、ごめんなさい。おいら、お母さんにしかられるのがいやで…おいら…」











その子はお母さんにしかられるのが嫌でウソをついていたのでした。