巨人のドン(短編)

「お~い、ドン、ドンやい。」








ドンが顔を下にむけると、そこには村のみんながいました。








「その、すまねぇが…おめぇに頼みたいことがあるんだ…」







きのうドンの足をけったおじさんがはなしはじめました。








「山の実りがわるくてみんな食べるもんがないんだ。頼む!隣の山から何か取ってきてくれんか。」









おじさんは両手を地面につけて、あたまをさげました。