FURNACE OF FOREST





引き取られてから10年後。
12歳になったヘンゼルとグレーテルはさらにひどい仕打ちを受けていた。


召使いのように朝から晩まで休む暇なく働かされていた。


だが、それはグレーテルだけ。
整った顔に成長したヘンゼルを女は可愛がっていた。


「グレーテル晩ご飯はまだなの?!
早くしてちょうだい!!
誰のおかげで生きていると思っているのよ!!」



「ちょっとこのドレスまだシミが残ってるじゃない!
こんなこともまともにできないの?!
あんたなんか引き取るんじゃなかった!」


毎日毎日朝から晩まで家中に響き渡る怒鳴り声。