天使side

天使とはとてもいいものだと言われて

いるが実際そうでもない。

その中でも私は別格に質が悪いそうだ。

今日も退屈しのぎに人間界を見てきた。

私は人間が嫌いだ。すぐに逃げ

すぐに約束を破る。

私はそんな人間共を何人も殺してきた。

今日も睨むように人間を見ていたら

1人の女の子に目がいった。

どうも学校に行けてないらしい。

「名前は藤谷綾乃か。まぁ、退屈しのぎにはなるかもしれんな。」

私は天使には似合わない笑みをこぼした

「237番!貴様どこへ行く!」

天使には名前がないため名前で呼ばれる

ことになっている。

「人間界だ。なにか問題がありますか?」

「これで何回目だ!また人を殺してみろ!ただじゃおかないぞ!」

「分かっています。殺しませんよ。何もない限りね。」

強引に説教をとめ人間界へとおりたった