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結愛「ま、間に合った~」


なんとかHRが始まる5分前に学校についた私。そこに、




??「おはよー。結愛、ギリギリだったねー」


と、声をかけてきたのは親友の遥菜 詩織(ハルナ シオリ)。




145cmぐらいの小柄な身長に、茶色いふわふわの髪が肩の下
ぐらいまでのびている。
黒目がちの大きな目がすごくかわいいの!
ちょっとのんびり屋さんだけど優しくて、私の自慢の
親友なんだ!




結愛「おはよう!...もうっ!今日も可愛すぎっっ!」


つい、詩織に抱きついた。




詩織「ふぇ?そうかなー?でも絶ーーっ対、結愛のほうがかわいいよー!」




結愛「もー、お世辞はいいよ~自分の顔は自分が一番わかってるから!」

(結愛、ほんとにかわいいのになぁー。)




結愛「あ、先生来たから席戻るね~」




そして、HRが始まった。



先生「よーし、今日はHR始める前に、まず転校生を紹介するぞ!」




とたんに、みんなざわつき始めた。




女子は、
『男子かなー?イケメンだといいな!』
男子は
『かわいい女子来ねーかなー』




まったく、みんなルックスにしか興味無いのかな?

まぁ、わからなくもないけど...



とにかく、仲良くなれるといいな!




先生
「はいはい、静かに!じゃあ、入ってきてくれー」





みんなの注目の中、転校生が入ってきた。




そして、転校生がみんなの方を見た瞬間、クラス中がしーーんとなった。

だって...すっっごくかっこよかったの...




サラサラなダークブラウンの髪に、とっても端正な顔立ち。

あたしはあんまり顔とかには興味無いけど、それでもかっこよすぎて
一瞬クラっとした。

ほんとにそれぐらいかっこよかったんだよ!?

芸能人も顔負けだと思う...





そのとき、ふと転校生と目が合った。その瞬間転校生がニヤっと
笑ったんだ。



あれ?この人、どこかで...?