俺は美結の手を握っていた。

数分後…美結が目を覚ました。

「美結っ!!」

『翔…??』

美結はボーッとしていた。

状況が把握できていないようだ。

『ここは…病室?』

「うん。美結事故にあったんだよ。」

「大丈夫か??」

『事故…あっ!』

やっと思い出したらしい。

『そうだ。信号をわたってるときに車が…痛っ!!』

「美結っ??大丈夫?」

起き上がったときに頭が痛んだらしい。

「無理したらダメだよ。」

そっと寝かしてあげた。

そのとき、先生が入ってきた。

「「松原さん。怪我の具合はどうですか?」」

『頭が少し痛みます。』

「「今日はゆっくり休んでください。明日の朝松原さんの様態についてお話に来ます。」」

そういい、先生は出ていった。

俺は美結が寝たのを確認してから、家に帰った。