「恋歌、リップ買ったのか…」

「うん。イチゴの香りするやつ」

そして恋歌はリップを塗り始めた

「いい香り」

なぜか恋歌は塗り終わると、ティッシュを取り、唇を拭いた

「恋歌、おかしいぞ」

「なんで」

「塗ったのになんで拭くんだ」

「塗りすぎたかなと思って…」

「はあ?」

「別にいいぢゃないですか!」

「お前あれだろ、ハンドクリーム手に塗ったら洗うタイプだろ」

「え!なんで知ってるんですか!」

「はぁ~マジか…」


愛斗は呆れた…