「寝るか…」

恋歌はベッドに行こうとした

「ただいま」

愛斗が帰ってきた

「遅いね」

「社長に任命された」

「…寝ぼけてるんですか」

「うるせぇ。…俺は至って正常だ」


「本当に仕事が出来るんですね」

「ああ。めんどくさいからニートやってたけど」

「じゃあ辞めてください」

「なんで」

恋歌は愛斗にギューっと抱きついた

「寂しいから」

「それ俺も前言った」

「私の言葉は絶対です。あなたはずっとニートでいればいいんです。私が一生養います」

「ああ。心配するな。社長任せられたから辞めてきた」