~恋歌の場合~


今日は、恋歌は美子とカフェへ。

「恋歌ってさ~」

「何、うざい!?」

「いやいや。言ってないし!そもそも思ってないから!」

「じゃあ、何?」

「愛斗さんと付き合う気ないの?」

「ない」

「即答ね。」

「そうですか?」

「うん。ていうか、同棲して2年でしょ?付き合いもしないなんて…」

「愛斗も私もお互いをそこまで欲望しないの。恋人以上だけど恋人じゃない。大体、何で恋人とか付き合うとかに縛られなきゃならないの?私は今の関係が一番だと思ってるよ」

「そっか。恋歌がそう言うなら良いや~!」

美子は恋歌に抱きついた