人間は、皆平等だ。 人間に格差なんてないはずだ。 普通ならば。 「ブスがこっち見んなよww」 「本当(笑) てかジャマww」 「消えてよww」 私はイジメを受けていた。 神様は、私にこんなクソな人生を与えたのか。私を産んだ母親は家族はこんな人生を私に送っていて欲しいのか。人間は皆平等じゃないのか。この人たちは、普通じゃないのか。じゃあ、一体何なんだこの人たちは何なんだ化け物なのか。 「・・・」 「ねえ、聞こえてないの?」 「答えろよクズ」 ああ、そうだ。 この人たちは、進化が遅れた哀れな人間だ。 人をいじめては楽しんで、人の反応を見てはさらに楽しむ最悪な人間だ。 「だれもアンタらたちの事なんて見てないし」 「はぁ?じゃあ何で目があったのかなぁ」 その一言と同時に、私の腹部に痛みが。 「っ・・・」 「何?一発殴ったくらい平気でしょ? あ、何?もしかしてミゾ入っちゃったかんじ? あははっ、ざんねーん。」 「目が・・・」