ある日の朝8時に大きな屋敷に目覚時計の音が響き渡る。

ジリリリリ~

バキッ

「また壊しちゃつた。」

目覚まし時計が壊れたと同時に少女が少し不機嫌そうに呟いた。

さの少女こそがこの物語に出てくる双子の主人公の一人、大宮玲奈。

そしてもう一人別の部屋で同じような惨状になっているであろう大宮瑠香。