雨木ちゃんにしては失意な恋


「草野、私、本当に死にたいわけじゃなかったの」

それで、草野に打ち明けると、

「ふうん」

とべつにどうでもいいような顔をして、
草野はうなずいた。

「草野は? まだ私を殺したい?」

「べつに」

草野は「自殺のすすめ」と書かれたサイトを閉じ、ソファに寝転がった。

「俺は君の首絞めて、殺人の感覚がわかったからそれでいいや」