たくさんの野いちご小説の中からこの『雨木ちゃんにしては失意な恋』を読んで下さってありがとうございました。

最近野いちごで小説を書かせてもらってますが、完結するのはこれが初めてになります。

記念すべき第一作目!わーい

でもここ数日で一気に書き切ったので寝不足が酷いです。もう眠いです…

内容としては、胸キュンとかどきどきするものではないと思います…笑

でも私自身、すごくいい物が書けたと自負しておりまして、主人公の雨木えつこちゃんに関してはかなりの思い入れがありました。

皆さんは、えつこちゃんみたいに『ただそばにいてくれるだけで十分』と思える方がいらっしゃいますか?

私は数人おりますが、その中の一人が「死にたい」とたびたび言っていたことがありました。
その人は本当に、人生に疲れているみたいでリストカットもして、作中の草野くんみたいに血が止まらないこともあって(その時は救急車を呼びました)やっぱり「心配させないでよ…」と思いましたね。

大喧嘩したこともありました。

その時に「もう死にたい」と言って、私の話なんか聞いてくれなくって、私も興奮していたので泣いて「どうして私のことわかってくれないの? 私はあなたがただそばにいてくるだけでいいのに!」と言いました。

そうやって、自分の本心をぶつけてみるとようやくわかってくれました。

作中では草野くんは死んでしまいますが現実ではそんなに簡単に人は死なないと思います。
えつこちゃんのように、一途にどんな自分でも受け止めてくれる人が必ずそばにいます。

なので、本当はこれは実話がほとんどなんですが、やっぱり恋愛小説として読んで欲しかったので恋愛タグで投稿させて頂きました。
この話はトリビアとしてお楽しみください…笑

えつこちゃんは草野くんが死んでしまっても強く生きられる子だと思います。
人間はそんなに弱くありません!

皆さんもどうぞお強く生きてください。

皆さんと、皆さんの大切な人が幸福であることを祈って。

2015/03/14 早朝 著者、早瀬ロ二カ