あ、そうだ忘れてた…
わたし、おぼっちゃまに会うためにきれいにしてもらったんだった…
「それでは、3階にご案内いたします」
わたしは言われるがままに部屋を出て、階段をのぼった。
階段を上った先に奏さんが見えた。
『あっ、奏さん!』
「………も、か?」
奏さんは目を丸々と見開いた。
「なにその格好…」
『やってもらったんです!どうですか?』
「どうって………」
あれ…奏さん、顔赤くない?
「超可愛い」
少し顔を隠しながら、小さい声でそういった。
『あ…りがとうございます』
そんな顔で言われたら、なんか恥ずかしいよ…!
「お二人さま、英知様はこちらでお待ちでございます。お急ぎくださいませ」
『はい!すいません!!』
3階は下の階よりさらに作りが豪華な気がする…
