「萌佳かわいいし、彼氏いないなら適役かなって!」
ミヤさんが顔の前で両手を合わせた。
「ごめん!初対面なのに!
みんなに断られててさ〜あさってなんだけど、萌佳も無理かな…?」
『あさって…空いてますけど…」
そんな、お見合いなんて…
あ、でも、1対複数ってことだよね。
わたしなんてただ参加しとけばよさそう?
『…いいですよ』
「まじで!?」
『はい。なんか、面白そうだし』
「うわー助かるわ!!!ありがとまじで!!!」
「いいなーわたしも行きたい〜」
「あ、玲花も行きなよ!
なんでも、ひとり付き添いをつけてほしいらしいんだよね。よくわかんないけど」
付き添い?なんだそれ。
お金持ちの発想はついていけないな…
「ごめん、あたしは予定あるわ〜」
『え!玲花さーんっ』
玲花さんが一緒なら安心だったのに!
「そうかーじゃあ誰か探さないとな」
そのとき、食堂に奏さんと綾人さんが入ってきた。
「遅れましたすいませーん」
「あ!!奏!!」
