それからしばらくが経った。



「未來、おはよ…」



登校してきた未來に挨拶する。



「おはよ…って、顔真っ赤だけど大丈夫なの?」



実は、体調悪かったりする。



だけど、朝計った時は熱なかったし、大丈夫だと思うんだけど……。




「うん…熱ないから。」



「そう?熱って急に上がるからね…えらかったら言ってね。」




心配そうに眉をひそめる未來。