次の日。 「ねぇ、聞いてよ。昨日さ、最低な男にあったの!」 学校にて、親友の服部 未來に愚痴る。 「ふーん。そうなんだ。あ、そういえば今日転校生がくるらしよ。」 だけど、どうでもいいように流される。 「え、転校生?」 なんでだろう、とっても嫌な予感がする。 でも、まさか、ねぇ? 「うん、男子らしいよ。だから私たちにはあんま関係ないね。」 転校生…男子…… 「そ、そうだね、関係ないね。」 冷や汗が頬をつたう。 なんでだろう…嫌な予感しかしないのだ。