その翌日、



「ねぇ、昨日何もなかったの?」



なぜか未來に質問攻めにされています。



「なにもないって…!何度いえばわかるの!」



どうやら未來は私が性悪男に惚れることを望んでいるらしい。



てか、惚れるわけないでしょ!



すると、私の机に性悪男の英語のノートが飛んでくる。



「は?なによこれ。」



性悪男に押し返そうとすると、手首をつかまれる。



そして、顔がすごく近い距離まで近づく。



「きゃー」



それをみて、未來はとても嬉しそうにしていた。