「おまえをイジメたときのおまえの顔、あの担任と違ってすげえ興奮する…」



ニヤニヤと笑いながら言う日野くん。



「はっ⁉︎ なによそれ!へ、変態っ!!」



ドンッと突き飛ばそうとすると腕を掴まれる。


「ちょ、なに……」



そしてそのまま、壁に押し付けられる。



私の両手は日野くんによって掴まれてるため、自由がきかない。



「…ぁ……」



日野くんの吐息が私の耳にかかる。



「本当…おまえをいじめると楽しい…」



日野くんが喋る度に息が耳にかかる。



「ちょっ、離しなさいよっ!変態っ!」



ドンッと突き飛ばすと日野くんはクスリと笑って離れていった。