*** 登校して日野くんと目が合う。 その瞬間、 「……っ!!」 思い出してしまった。 口移しとはいえ、キス、を。 それと、私の恥ずかしい言動。 ずっと一緒にいて、とかヤバイでしょ私。 「…おまえ、顔真っ赤だけど。」 「う、うっさい!アンタが…口移しなんかするから…っ!」 睨むと呆れたようにため息をつく。 「なんだよ、おまえが薬飲まないから悪いんだろ。子どもみたいに駄々こねやがって。」 「っ、だって薬は嫌いだもん……」 ゴニョゴニョとそう言うとまたため息をつかれる。