「えーっと…。確かに俺は圭だけど…俺、今体が透明なハズなんだよね。ティム…さんは俺のこと見えんの??」



「はい。もちろん見ていますよ。」


ティムは少し驚いた顔をして、さぞ当たり前のように言った。



「…なんで見えんの??普通の奴には見えないんだよ。ティムさん…何者??」

警戒心剥き出しの俺。
少し厳しい口調で言った。



なのにティムは少しも怯むことなく、ニヘラッと笑って俺を小突いた。



「またまたぁ~!!分かってるクセにぃ~!!」



…マジ何コイツ…。