すると、

「おー。石持。待たせたな。」

と、小鳥遊先生がやって来た。

「あれ。桜じゃないか。話中悪いがそろそろ石持時間だぞ。」

と、先輩と小鳥遊先生が職員室に向かっていった。

石持先輩と小鳥遊先生…共通点なんてあっただろうか。

ふと。そう思った。

教科でもってもらっているのだろうか。

そう考えたが、よくよく考えてみれば、先輩は普通科だ。

数学の授業は選択でたしか先輩は取ってないとか話してたはず。

もういいや。先輩との関係がどうであろうと関係ないって。

私考えすぎなんだから。

そう思うことにし、職員室に向かった。