「と言うかさ、前から気になってて聞いて良いか分からなかったんだけど、桜…小鳥遊先生となんかあった?」

唐突に美結がそんなことを聞いてきた。

いろいろ…あったけど…学校で言えるわけない。

「確かに。桜ちゃんよく小鳥遊先生と喋ってたのに!!」

「う…ん。ちょっと喧嘩しちゃってねー。」

私は適当に嘘をついて誤魔化した。

言えるわけないじゃん。キスしたなんて…

「そっか。でも、小鳥遊先生って桜のこと好きだと思ってた!!」

えながそんなことを言った。

そんなわけないじゃん。先生だよ?生徒好きになるなんてあり得ないし。

「確かに思うときあった。オープンキャンパスのときとかね。」

え…いったい何があったのよ…

気になる…気になる…