赤黒いバラ

「小鳥遊先生…桜は案内人の仕事中です…。」

先生そんなことくらい覚えててよ。

というような顔で志保里は言った。

「ただ、ここで座ってボーッとしてるだけの仕事です。にしても、眠い。」

意味のない仕事です。と言いたかったが、さすがにやめた。

他の先生に聞かれたらうるさそうだから。

「へー。退屈そうだな。先生はそこそこ忙しいかな。」

そうですか。聞いてはいませんよ。

興味はあったけど。

「先生パソコン部ですよね?そんなにパソコン部って忙しいですか?パソコン向かってカタカタして動画にコメ炊いて。2ちゃんでスレたてて。エロゲして…。」

エロゲして…と言ったときに頭を殴られた。

パソコン部はそんな部活ではないことくらい承知だ。

「それは、いわゆるニートの生活だ。」

ニート…楽しそう…!

「先生。私将来ニートになります。」

そう言うと、また頭を殴られた。