彼女のみる世界




女性は首筋に張り付いた髪をはらうと、ナイフを地面に突き刺した。

「じゃあ、私と手を組まない?あいつら、そう……。学校全員を皆殺しにする……」

「学校全員を皆殺し……?」

まりえが驚くと、女性が手を差し出した。

「私は、四十住詞葉(あいずみことは)。皆、私のことをこう言う。殺人鬼オットアイ。ってね。」

詞葉はフッと笑うと、万華鏡を取りだし、のぞいた。

「世界の渦が見えてる……人の不幸は蜜の味。人の血だって蜜の味。さあ、開幕しましょう。殺しの舞台を。」











      







殺人鬼オットアイは、私が思ってるよりはるかに、












  

















恐ろしかった――。