心当たりのあるところ、全部探してみるがない。 「……どこにあるのっ?」 ごみ捨て場を漁っていると、後ろから肩を叩かれた。 振り返ると、一人の男子がまりえのボロボロのカバンを持っていた。 「これ?探してるの……」 「は、はい。ありがとうございます……」 「未納さんだよね?俺、頓田翔平。」 「えっ……」