Only Our Memory

コンコン




「「しつれーしまーす」」




「山セン、駆琉来たよー。」




『おぉー。早川、大丈夫か?』




回転する椅子に座ったまま、くるりと私たちに向きを変えた。




「は、はい。大丈夫です。」




「駆琉、担任の山田先生。」




私がそう言うと、




『あぁ、そうだったな。学校のことも、クラスのことも、徐々に覚えてけばいいよ。』




って言って
駆琉の肩をトントンと叩いた。




「ありがとうございます。」




『それにしても、早川がこんなに礼儀正しいなんてな。

なんか…気持ち悪いな。』




がははって笑う。



つられて、ふふって笑っちゃったけど、すかさず蓮のツッコミがはいる。




「山セン、それ失礼だろ笑。」