Only Our Memory

6時半。



駆琉が家まで送ってくれた。



まだ側にいてほしくて、勝手に手が動いて、駆琉の服の裾を掴んだ。



目は合わせずに。




「…それ反則。」




ぼそっと駆琉がつぶやく。




「まだ、いてもいいの?」




その質問に小さく頷いて、




「もう少し。」




って甘える。



こんな気持ちになれるのは、私が浮かれているせい?



それとも、クリスマスの雰囲気のせいなのかな。