「はぁ…。」




朝から暗いため息。




結局、眠りにつけたのは午前4時。




いつも6時に起きているから、2時間しか寝れなかった。




完璧に寝不足だ。




それでも重いまぶたをこじ開けて、部屋のカーテンを開ける。




シャッという音と共に差し込む朝日。




と同時に、脳裏に浮かぶ駆琉の顔。




昨日の出来事が頭の中を駆け巡る。




夢だったんじゃないかと思いたくなるけど、現実だ。