君といたあの夏



テキトーにかつ笑顔で対応してどんどん仕事をこなしていく







「はぁ。。ちょっと飲みすぎた」







一応成人したことになっているので当然お酒は飲まされる







いつもは少量飲んで席を立つのだが、今日はお客さんが少ないことからなかなか席を立つことができなくて沢山飲まされたのだ



私はあまりお酒は得意ではないので結構キツかったりする






・・・・気持ち悪っ



控え室に戻ってうずくまっていると







「ハルー大丈夫?飲みすぎ?」


と私と同じ訳ありの麻美が聞いてきた





「うーん・・・・ちょっと飲みすぎて気持ち悪い」




「え、マジ!?店長にうまく言っておくから今日は帰りな!!お客さん少ないし大丈夫だよ」






「ありがとう。じゃお言葉に甘えて帰るね」







やっとのことで店を出る








だけど今日はいつにも増して飲みぎたため少し体がふらついてしまう









参ったな。でも誰かに頼むことなんて出来ないし







そう思いながら歩いていると







ドンッ!!







「痛っ!!」









「あ、わり。大丈夫か?」