支度が終わり店に出る







「ハルー3番さん指名だってー」




「はーい」



黒服に指示され3番テーブルにいく






「ご指名ありがとうございます。ハルです♪♪」






思ってもない社交辞令をしながら作り笑顔で微笑む







「ハルちゃーん今日もきたよー」







常連の藤本さん。どっかのデカイ会社の社長らしい



「ねぇハルちゃーん今日こそアフターしない?」






・・・・気持ちが悪いことこの上ない





アフターというのはいわゆる“お持ち帰り"というやつだ






体を売って客を稼ごうとするキャバは沢山いるが私はアフター無しということにしてもらっている







だから私は正真正銘れっきとした処女なのである。


「藤本さーん アフターはまた今度、ね?♡」




「そっかそっか、わかったよ」







へっ!!おじさんなんてちょろいもんだ





ちょっとエロ可愛く言うだけで簡単に引き下がる






まぁ、そんなことは私にはどうでもいい。





お金が稼げればそれでいいのだら