君といたあの夏




誰とも話す事無く学校が終わり、私はすぐに帰り支度をして





いつもの場所に向かう






学校から2つ先の駅から少し歩いたところにある海。





しかもここは結構な穴場で人通りなんかほとんどない。





広くて大きな海。





私はいつもこの海に来てボーっと海を眺めている




この時間が私はとても好きだった





海は裏切ったりしない





海は喋ってきたりしないから





眺めているだけでなんだか私も寛大な心を持てる気がするという




そんなことで。