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「あーーーーー!委員会で遅くなったーーーーーーー!」


みんなと行くはずだったカラオケが委員会で遅くなり行けなくなってしまった。

そうとでもいうようながっかり極まりないような顔をしながら、階段を駆け下りていた。


「もーぅ!先生のケチーーー!」
「もぅいいしっ!一曲歌っちゃぉ!!
ラーらラリラリラー♪」


テンションMAXで下駄箱についた出雲は歌いながらローファーに履き替えていた。

ふと気がついた。

人影があった。