なんで、あんなことっ...!?


あぁ、やだ。


顔に熱がたまってく...。


えっと、次の授業は...体育だっけ?





あたし達は、1時間授業をすっぽかしてしまったため、先生に少し怒られてしまった。


最悪...。


目ぇ、腫れてないかなぁ...?


体育館に入るなり、佐紀が走ってあたしのとこに来た。


「恵美っ!?よかった、徹くんも恵美も、授業出てないから心配したよ!大丈夫?」


「うん、大丈夫。」


「恵美、目ぇ腫れてない?泣いたの?」


「あはは、大丈夫だって。もう、心配性だなぁ。」


「大丈夫なら、理由は聞かないけど...。」