「お、俺、
煌 −コウ− 達呼んでくるわ!!!」
その人は焦って出て行った、
ーーバタバタバタバタッ!!
騒がしいな、、
「ねぇ、」
ん?
あたしに話しかけてるの??
目の前にいる男の子を見つめてみる。
「うん、君だよ!
声、だせる??」
首を横に動かす。
「そっか…水、飲める、かな?」
目の前にはストローがついてるコップ、
それを口の前まで持ってきてくれる。
ーーゴクゴク
喉が潤っていく
今なら、声が出そう、、
「…ぁ…ぁ……」
思ったよりでない、
「あっ! ゆっくりでいいからね!?」
この人の優しさに甘えよう、
「…こ…こは…??」
気になっていることを聞く
「ここは、僕たちの倉庫だよ!」
…倉庫??
あー、、族か。
族とは昔関わっていたし、
情報も手に入れるのは得意だから
かなり知っている方だと思う。
「…族の…名前は??」
悪い族だったら逃げないとな…(笑)
なんでこんなに落ち着いてるんだろう…
さっきまで死のうとしてたのに、、
ここは、、懐かしい、、、、?
なんでそう思ったのはわからないけど、
なぜか、懐かしい気がししたんだ__

