世界は恋に落ちている。

ーーザーーーー


雨が見える。
透明で、あたしを濡らしていく。





もう…声も…出ないよ……。




強がって連れられる前に助けを呼ぼうとしなかったあたし。


でも、助けを呼んだとして
あたしの声を聞いてくれる人なんて













いたのかな…。






結局あの時から なにも進めてない
あたし。


結果なんで誰にもわからないのに、
勝手に決め付けて

嫌な思いをして、、、
世界が嫌になって…





そんなの、あたしが悪いだけだよね…







ーー自業自得。



キモチワルイ…。
行為が終わったばかりの身体は

あたしにとって、いつもより




すごく醜いものに感じた。