世界は恋に落ちている。


ーー『動かないでよ〜♪
空ちゃんが悪いんだからね?((ニヤッ
ーーカチャ…』









ーーやめて!!










「……んーー…んっ!!…」






「ホント君可愛いね♪
すぐに気持ちよくなるから♪」









ーーや、やだ…




……ぁ…ぁぁ……
あの時についた焼印…



どんなに叫んでも、喉が裂けそうでも
聞こえるのは、


あたしの叫ぶ声と


狂い笑ってるあいつの声と








あたしの背中が焼ける音だけだった。










今回も、誰も助けてはくれない。

あたしの声を聞こうとも…しないんだ。





コンビニの前で話しかけられて
男達に連れられて

どれくらい時間が経ったんだろう。



気がついたら、行為が終わって
ボロボロのあたしは外に捨てられ
















雨の中に1人だった。