コンビニで捩さんと話して20分頃に出た。

そこから1時間歩いたところに捩さんの自宅に着いた。

『ここ、入って。お茶取ってくる』

「あ、はい」

捩さんの部屋ってモノトーンだったんだ……周りを見渡したら医学の資料や私腹があった。

『お待たせ、ん……』

「ありがとうございます」

『いいえ、てかお前よく落ち着いてられんな』

「?そうですか?」

『あぁ、誰も居ない家に男女二人だそ?』

「はぁ、そうですね……」

『まぁ、良いか。俺さ弟居たんだ、いつも仲良くて笑って居られた。でも五年前、肺癌で他界したんだ』

「そう、だったんですね」