【完】好きになれよ、俺のこと。









「お腹いっぱ〜い!!

美味しかったぁ〜!!」




カフェを出た私は、大きく伸びをする。




お話しながらカフェでくつろいでいたら、いつの間にか日が暮れていた。




楽しい時間って、あっという間だなぁ……。




「もうこんな時間か……。

ひなちゃん、家まで送るから」




「え、そんな……悪いよっ!」




安堂くんにそこまでしてもらうのはさすがに……。




シュークリーム代も、男だからって払ってくれたのに、送ってもらうなんて申し訳ない…!




「女の子を家まで送るなんて、男として当たり前だし。

遠慮すんなっつーの!」




安堂くん……。




それじゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな……?





「…ありがとう!」




私が笑うと、安堂くんが微笑んだ。




「どういたしまして」