────────……… ──────…… ───… 付き合い始めてから、初めて迎えた叶翔の誕生日。 叶翔に誘われて、放課後、2人きりで小高い丘の草原に寝転がっていた。 眩しいけど、温かい日の光が目に染みる。 『今日すごく天気いいね、叶翔! さすが叶翔のお誕生日だ!』 空に向かって手を伸ばし、ふと隣に寝転ぶ叶翔の方を見ると、叶翔はこっちに身体を向けて微笑んでいた。 『どうしたの?』 『いや、陽向に名前呼ばれるの、好きだなーって思って』 『へ?』 思わぬ言葉に、顔が微かに熱を持った。