【完】好きになれよ、俺のこと。



それから何分か歩いた私達の周りには、おしゃれなお店が軒を連ねていた。




学校の近くに、こんなおしゃれなとこがあったなんて、知らなかった……!




キョロキョロ辺りを見回していると、安堂くんが少し離れたところにあるカフェを指差した。




「あそこのシュークリーム、美味しいらしいんだよね。

ひなちゃんに食べさせてあげたいんだけど、行ってみない?」




「……えっ? シュークリーム……!?」




その瞬間の私の目は多分、最大級に輝いてたと思う。




なんてったって、シュークリームが大好物なんだもん!




「行く行くっ!」




手をバタバタさせて、上がりまくるテンションを抑えられないでいると、安堂くんがくすりと笑った。




「よし、じゃ、行こっか」